住宅ローンを組む前に返済計画を考えよう
マンションなど住宅を購入するときに全額キャッシュで購入する人なんてまずいませんが、それを助けてくれるのが住宅ローンです。でも一般的な年収のサラリーマンだし払う続けていくのが不安だと感じるのはどんな年齢の方にもみられる傾向です。まずは、どうやって住宅ローンを組めばいいのか考えてみるといいです。ここで重要なポイントが、現在の年齢と定年までの年数を出してみましょう。それから定年後、最長何歳までローンを組むことができるのかも要チェックです。サラリーマンならば年収がアップしていくという考え方もここではしないことです。
もしかしたら住宅ローンを組んだあとに転職するかもしれませんし、年収が上がるなんて現在の日本経済では考えてはいけないことです。そしてなるべく早く返済することが一番無駄なお金を払わなくて済むものです。問題は毎月いくらだったら生活の質を下げることなく、子供たちの教育費も貯めていけるかなど考えて出した答えが返済額になるはずです。ここからボーナス時にも支払うのか、ボーナスなしで支払い続けていくのかを計算すれば住宅ローンを何年で組めばいいのかが分かります。
金利で左右される住宅ローンの仕組みを知ろう
住宅ローンを長期間組めばそれだけ借入額にかかる金利が高くついてしまいます。実は、銀行によっても微妙に金利が違いますから、それぞれの銀行の住宅ローン窓口で相談してみるといいです。そのときには年末調整資料など参考になるものを持参するとどれくらいに支払額が望ましいのかファイナンシャルプランナーが算出してくれるはずです。
金利が高くなれば支払う額も多くなってしまいますから、できればなるべく短い期間で固定金利を選ぶか、固定期間選択型を選んで賢く住宅ローンを組んでみましょう。そして、ボーナスがでたら追加返済するなどなるべく早く支払期間が済むように努力することも必要です。
もしも病気になったら支払えない住宅ローンはどうなるのか
賢く住宅ローンを組む時に考えるべきなのが、住宅ローン付帯の生命保険にも同時加入するべきなのかという点です。住宅ローンにはいくつもの種類がありますが、そのなかで団体信用生命保険というものに加入することが義務付けられている場合には、契約者が高度障害状態などを含む8大疾病にかかった場合、あるいは死亡したときにはその後の住宅ローンが残高0円になるという保障制度です。
わざわざ保険料を支払わなくても住宅ローンに組み込まれますし、何といっても保険料は金融機関の支払いですからあえて選ばないのは勿体ない話です。この制度がついている住宅ローンを選ぶことが賢いローンの組み方
だと思います。なにしろ、残された遺族の方がそのまま、その住宅に住み続けることができますし思い出いっぱいの家を手放さずにすみます。