子どものための貯金をする意味
子どもが誕生したら、少しずつでも貯金してあげたいと思うのが親心なのではないでしょうか。毎月いくらかでも構いませんがその子のために貯金しておくことがとっても重要になってきますし、きっと役立つ時が来るはずです。
まずは、子ども名義で銀行口座を開設しなければなりませんが実は年齢制限で規制しているところも多く簡単に作れなくなっています。取り扱いが簡単だからとネット銀行を選ぼうとすればほとんどの銀行で却下されてしまいます。しかし、数行であれば親が代理として子供名義で口座開設できます。
いつスタートすればいい?貯金はどのタイミングでするといいのか
子どもが誕生したらお祝い金が支給される市区町村に住んでいる方でしたら、そこからスタートしてはいかがでしょう。そのときにきっと自分の親が親類からも何かしらお祝い金の類を頂けることもあります。それと一緒に子ども名義で貯金をはじめてみましょう。子どもが大きくなるまでの間に入学祝い金やお年玉といったものも増えていきます。
また、子どもの人数が減少しているので年収に関係なく児童手当が支給される市区町村もあります。それらは、まとまった金額になるので貯金もしやすいはずです。それとボーナスが支給されたらそこからも数万円ずつでも子どもの預金に入れられるように工夫してみましょう。毎月いくらか貯金に廻そうとしても意外と長続きしないものです。だからこそ子どものために支給されたものを貯金するのが一番良い方法だと言えます。
非課税はありがたい制度!ぜひ活用してみよう
非課税枠制度を活用した貯蓄方法が人気です。ジュニアNISAという名前は証券会社や銀行に行くとポスターなどよく見かけますが、未成年者少額投資非課税制度のことです。1年間に80万円までしか貯金できませんが、それだけの額だったら十分なはずです。そして配当金など普通であれば税金がかかるものも非課税になるシステムです。ただし、18歳までは預金を引き出すことができないのも条件に入っていますので子どもが成人した時ように貯金するつもりで貯めてみるといいです。
子どもにも通帳見せるべき?今一度考えてみよう
さて、子ども名義の貯金通帳を子供に見せてもいいのかという意見も多いようです。小学6年生頃までだったら、金銭感覚を身につけさせるためにも自分名義の口座があって、生まれた時からあなたのために貯金をしているのよと話してあげるのも良いものです。もしかしたら自分からも進んで貯金しようという気持ちを起こさせることになるはずです。多くもらったお年玉から貯金してほしいとかこの時期なら率先して夢中になってくれます。
ただし、中学生になったら子どもの手が届かない場所にしっかりと保管することです。周囲の空気に流されて何でも欲しくなってしまう思春期は、自分名義なんだから引き出したって構わないはずだと自己主張することが多くなります。そんな意味合いもあるのでNISAのように18歳まで引き出せないような貯蓄方法にしておくべきなのかもしれませんし、大学入学や結婚資金に大いに役立ってくれます。